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8月25日(火)


 

私の名前を「AHO」と覚えそうになったメンバーがいたので、ムキになってエプロンに名札をはっています。エプロン姿だと、何回も同じ服着てても目立たないんですね。これ便利。スタッフには、「It's Japanese working style, so I feel easy(日本式が安心なんだ)」と言っときました。嘘だけど。

アメリカのみなさん、日本人だってちゃんとスーツにパンプス・ハンドバッグで出勤してるのですよ。

←こんな感じ。

さあライフル射撃してみてくれたまえ>ぜろぜろわん
でもなんで「E-mailライフル」なの?あい・ねばー・だい!
注)返信が困難なドメインの方はサイト上で許してね。

 

[独り言コーナー]
朝、United Televisionというチャンネルの在カリフォルニア日本人向け番組「L.A.Voice」で「ふたりっこ」を放送していた。めちゃめちゃ感動しました。

帰国便のロサンゼルス発UAはキャンセル不可だから、やっぱりNYは日程的にきつい気がします。また今度かな〜^^;>まさこ、卒業旅行だ!電話代はLongBeach〜NY。30分17$。安いねえ・・・

土地に馴染んだので、今日から出勤は歩き。近くに住むTeam3から卒業したすごく優しいカントリーおじさんHerb Ashleyと一緒に5minutes walkです。秋吉夫人はこのHerbが大好きなんだそうです。(今日お手洗いで秋吉夫人に遭遇。日本語だあ(泣))

不眠症。あまりに疲れて治ってしまったけど、そうなって気がついてみたこと。
1日って、短いんだなあ。24時間じゃ足りない・・・・^^;

 

 

本日のスケジュール:アイオワ州福祉関係者への研修プログラムに参加

 

アイオワ州Polk群からの視察団(約14人)に対する研修プログラム「Polk County Iowa Board Members Village Immersion August 25-26, 1998」を聴講させてもらう。350ページあまりのViillageに関する情報ファイル(目次はページの最後に添付)をいただき、これが大変に貴重。研修は総合的な説明から、各サポート・サービスの詳細に至るまで2日間かけてみっちり行う模様。

Villageは、メンバー(当事者)の自発性を引き出せる仕組みをもっている。そしてこれは簡単なことのように思えて、実はスタッフが、物知り(専門性)適切なアドバイスを与えられる能力を持つと同時に、「聞き上手」かつ「その気にさせ上手」なことに負うところが大きいことを実感。

 

David & 施設長Marsa Long

9:30
Structure of Village & Assumptions for PSR


Village Integrated Service Agencyに関する総合説明。予算の配分に話題の重点がおかれていました。
印象的だったのはRisk is only acceptable in a high support enviromentということ。Villageは「失敗」というプロセスも非常に重要な経験の一環として、前もっての回避を試みません。しかし、それは「失敗」という段階を迎えたメンバーに対する全面的なサポートがあってこそのコンセプト。とにかくメンバーの家族であり上司であり、先輩であることを望むVillageのスタッフにとって、日本で流行したネット上のサポートは信じられないことかもしれないなあ・・・

また、消費者(=メンバー)によるサービスの評価もフィードバックの一環として行っている模様。75%以上のサービスが施設の外で行われているという数字もはじき出されていました。Davidいわく、「私たちは評価の結果を誇りにおもっている」なんて、うらやましいですねえ・・・・^^;ちなみにこのDavidという人、とてもハンサムだと思います。とても。

11:00
Members Welcome

当事者(メンバー)3人が使節団に自分の経験を語る時間。Villageのスタッフが、自分自身の姿や生き方を気がつかせてくれたという感謝の言葉。でも、これってすごく大切だし、うらやましい。

普通の人間だって、そういう存在が欲しいんじゃないかな。スタッフが一番ほしかったりして^^;とほほ。

12時 昼食

今日もチーズバーガー。明日もかなあ。

日系人のJoyceに預かりものの聖書を渡す。この人も日本語OKな人。土曜日にKayakingのActivityに一緒に行く約束をする。いよいよ水着が本格的効力を発揮するらしい。

 

13:00
Employment(Paul)

就労にむけてのサポート・プログラムは、段階ではなく「Menu」と呼ばれるチョイスになっている。

Villageは施設内でメンバーを仮雇用しているが、さまざまな就労スタイルが設定されていて、Menuの中から好きなスタイルを選べる。前菜・メインコース・本日のおすすめ・デザートの4つの遊び心満載でカテゴライズされている。
このMenuは、週何回といった就労時間のチョイスだけでなく、就労によって得たいものは何か(友達・金・愛など)という、モチベーションの部分にも拡大されている。

そして就労を成功させることより、就労に向けてのプロセスで何を学んだかについて個人に問うことを重視している。

 

14:00
Team Approach

Staffs of Team3


Mrs.Bea(Team Leader)/Dr.Helen/ Kim/ Tom/Jessica /Lily

 

チーム編成・活動状況について説明。
アメリカでも、各PSCが、担当する精神障害者と非常に密接な人間関係を築いて、1日の半分以上を彼らの訪問や通院の付き添い・連絡・相談に費やし、生活設計をサポートするのは珍しいケースなのだろうか。

視察団から噴出した質問は、「サポート・チームに精神科医は必要か?医療行為との関係は?」ということだった。ちなみに各チームには、看護士(婦)・ソーシャルワーカー・精神科医といった専門家が必ず配置されている。チーム医療と似た感じ。ERみたいなかんじ。といったらかっこよすぎだけど。

 

15:15
Community Integration(Wayne)

 

Social ActivityやGroup&Meetingのスケジュール調整をする部署のこと。孤独といった「感情」を趣味や人間関係(友達)をもつことでコントロールする「きっかけ」作りになればという感じらしい。

でも、そうだよね。友達や、同じ趣味を共有する仲間がいればあとは自発的にどんどん活動するようになるのは、どこの世界も一緒だもんね。

16:15 Wrap Up

まとめのこと。

レポートを「書き上げる」も「Wrap Up」といいます。
ああ、修士論文・・・・T__T;
明日につづく

 

Villageの思想や目標は、考えれば考えるほど、どんな人間関係や共同体にもあるべき「助け合って生きていく=あたりまえのこと=It's usual」。なのに、なんでできないんだろ?

どうしてみんなひとりで苦しんで考えて、たった1回の失敗を、人生の終わりみたいに落ち込むんだろ。そして、終わらないループにはまり込んじゃうんだろう。

いつから「助け合う」という概念が消えて、「依存か自立か」という言葉ばかりが使われるようになったんだろう。

 

・・・・という悩みとは現在およそ無縁な状態にある呑気な私は、今日も元気に「カネボウ薬用入浴剤・旅の宿/箱根」を浴槽に溶かして、洋式風呂で日本気分にひたるのである。

ちゃぽーん♪


付録:Village関連資料(目次)

1: Description of Services
2: Mission and Guiding Principles
3: Village Structure The Team Approach
4: Psychosocial Rehabilitation Philosophy and Approach
5: Personal Service Plannning
6: Employment
7: Community Integration
8: Substance Recovery
9: Money Management
10 Outcomes and Evaluations /以上約350ページ