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8月28日(金)


朝からBobの「うはーっはっはっ」という笑い声が階に響きわたっていて、どこのブースのチーム・スタッフも思わず笑っている。Job Expressの時だけでなく、普段のときも彼はDJのようにリズミカルにしゃべっている^^;
電話口では、必ず「うんちゃらかんちゃら。うはーっはっは」という繰り返しである。思い出すだけで笑える。

This is Bob→

 

[独り言コーナー]
やっと郵便局の場所がわかった。これからはちゃんとお手紙だします。お父様お母様。おじいちゃんおばあちゃん。

今朝、日本にコレクトコールをかけて、二郎としゃべった(?)。正確には話しかけた。どうやらわかっている雰囲気だったらしい。でも、玄関口でじーっとして待ってしまうような従順な行動は見られていないらしい。私の声が聞こえるとひっくり返ってお腹を出すんだって。

ついに日焼け止めを買った。明日は最高潮に暑いらしい。

 

 

今日のスケジュール:PSCのKim(Staff of Team3)と行動


Team3のPSC(パーソナル・サービス・コーディネーター)は、以前説明したように、メンバーの生活の多岐にわたる良きアドバイザーである。PSCの条件は必ずしも有資格者とは限らないが、何らかの分野でヒューマン・サービスの経験を積んだ人が求められる。そして、「こうしたら?」と言う前に、「What do you think? Do you have any idea?」とまず聞くこと。

Team3のPSCの構成は次のようなバックグラウンドである。

Bea

PSC無資格・ヒューマンサービスのプロ

Helen

精神科医

Tom

看護士/PSC

Kim

看護婦/PSC

Jessica

無資格/PSC

Lily

PSC/無資格(取得のため勉強中)

Mark

新人のため研修中

5名のPSCは一人につき14〜17名のメンバーを担当し、Helenは精神科医なので、Team3のすべてのメンバーの主治医というわけです。

今日は、PSCの一人、Kim(28歳・既婚)について歩き、どんな仕事をしているのか見させてもらうことになりました。

 

9:30
Team3 Meeting@RoomA

スタッフの心理状況にもストレスがあり、それをオープンにすることで、支え合う関係があるのだな、と感じた。絶対に一人で我慢しない環境になっている。

今日はメンバーの自殺企図の対処方法についての話が出た。ここでも、「自殺する」といって精神的な助けを求めて電話をかけてくるケースがあり、医師のHelenが断固とした態度をとっているらしい。本当に死のうする人は最後までその言葉を口にしないのでは、と聞いたら、「そのとおりだ」とのこと。

10:30
面会

メンバーの2,3人がKim(画像金髪女性)に相談のため訪れる。大半が金銭的な問題や、住環境に関すること。この時間帯はどのPSCのところにも相談のため、メンバーの塊ができていて、一見無秩序だが、一応アポイント制になっているらしい。

PSCは「基本的には」、メンバーが相談を求めてきた場合のみ、時間を設けている。強制的に呼び出すことはない。また、場所もVillageの中とは限らず、メンバーが望めば近くのレストランや住居に出向く場合もある。

11:30
Interview with Kim

ひとつ参考に紹介すると、メンバーからの連絡の受付はポケベルで24時間体勢で行っており、そのポケベルの所持者は、Team1-3すべてのスタッフで、4日ずつのローテーションになっている。連絡を受けたスタッフは、状況を把握したうえで、適切な担当者にまわすようになっているそうだ。

Villageのサービスを受ける条件は、18歳以上の、医師から精神病(分裂病・躁鬱病が主)であると診断された者。ロサンゼルス一帯では、思春期の精神病患者に向けてのサービスは精神保健センターでミーティング形式で行い、Villageのような生活補助は行われていないそうだ。

12:00Lunch

毎週金曜日に、Down Town Market Placeなる市場が駐車場のようなところで開かれていることを初めて知る。Kimと一緒に、そこの出店でメキシカンをテイクアウトする。小麦粉の塊にチキンがはいって、ソースがかかっているようなもので、美味しかった。アマチュア・バンドの野外ステージを見ながら、「暑い暑い」といって過ごす。今日は本当に暑い。

Afternoon

Mike's Shopping

重度の精神障害者のマイク(Kimのメンバー)が、もう擦り切れてボロボロのズボンをはいているので、Long BeachPlazaへの買い物につきそう。

このサービスのコンセプトは、「友達としてついてく」ということ。一緒に選んだり、感想を言ったり、彼の場合は失し物が激しいのでKimがお金を管理しているが、試着をし、好きな品物を決め、お金を払い、商品をうけとり持って帰るのは彼自身。

でもこのMike、10着くらい試着して大変だった^^;くたびれた。帰りがけ、道端で一人の少年が彼に差別用語を2回大声で投げつけていた。アメリカ人は、差別のしかたも堂々としてるなあ。

Visit his
Board and care.

 

Mikeを送りがてら、住んでいるケア付き住宅を見学。ここに住むのは必ずしもVillageのメンバーとは限らないが、精神障害者が48名、1室2名で暮らしている。

ビリヤード&テレビ(三菱の液晶ビジョン!)があるレクリエーションルームと中庭がよい。バーベキューが始まっていた。風呂・トイレ・洗濯は共有で、洗濯機の使用は一人一人時間が決まっていて、Mikeは日曜日の朝一番(8時15分〜)。

ここの家賃は、彼の社会保険がVillageの経理を通して支払われているので金額はわからなかったが、ともかく保険の範囲内で支払えており、食事も支給される。綺麗とは言い難いし、Villageからはバスで40分ほどかかるらしいが、楽しく暮らしている様子。何よりもMikeがすごくピュアなのがいい。

 

■趣味が活かせた日

今日うれしかったのは、Kimのメンバーと話しているときに、趣味がいかせたこと。一人は、60歳くらいの子供に退行してしまっている女性。夫には先立たれていて、でも、ものすごい可愛らしい少女みたいな人なので、タンバリンを叩いている様子をイラストにしてプレゼントしたら、実は彼女は絵描き顔負けに絵が上手で、彼女の作品の写真を見せてくれたりして仲良くなれた。

30歳くらいの女性が発声がおかしいし、手振りが妙なので薬のせいかな、と思ったら、実はちょっと聾唖で、実はすごく適当なアメリカのSign Languageを使って話していることが判明。かじっただけの日本語手話を使って、自己紹介をしたら喜んでくれて仲良くなれた。

ボーイフレンドはいるのかとかいう話になったから、いぇすおふこーすとかいいながらプリクラやらせんべつの品などを見せていたら、Kimまでのろけだして、最後はKimのおおノロケになって、結局「今度旦那と一緒に夕飯を食べない?」とかいうことになった。よかった。けど別に私は旦那には会いたくないぞ。私のじゃないもん。


さあ、今夜は何をしようかな。
夕べ20時〜3時の睡眠が深かったらしく、元気がありあまっている。とりあえず、プールサイドで夕涼みしてきます。子供が泳いでるけど。ぎゃーぎゃーゆって。

東京は雨がすごいらしいですね。地震もあったそうですね。
天丼が食べたいです。