9月14日(月)
今朝の地元紙「エミー賞決定!」
ドラマ部門では"The Practice"、コメディ部門では、"Fraiser"が受賞。テレビで積極的に取材されていたのはコメディドラマ"Mad About You"に出演した女優・Helen Hunt。この人、『恋愛小説家』に出てオスカーとりましたよね。
[独り言コーナー] Big Bearに行っている間の11日の朝6時頃に、とても久しぶりな、お世話になった方からメールをいただきました。ありがとうございます。がんばります。一番励ましていただきたかったので、嬉しいです。Big BearよりもLong Beachのほうが涼しいなんて、おかしい・・・。実は、これって日本語にすると、「大熊湖」と「長浜」なのね。そう考えると、なんかすごい日本的でローカルだなあ(笑)。
Jameがメールすっごく喜んでプリントアウトもちあるいてましたよ♪>うだけんさん
本日のスケジュール:スタッフによるメンバーの金銭管理の把握
How to use your Money? Villageには、症状や、住環境・人間関係の影響によって、金銭の管理がきちんと行えず、結果的に非常に悪い経済状態にあるメンバーが少なくない。そういったメンバーに対するスタッフの金銭管理は、買い物のサポートの時に明確に目に見える形であらわれる。(スケジュール表のあとにまとめ)
7:30
秋吉さんから電話。土曜日に日本から中村さんという、作業所を運営している方が、Village訪問のためこのホテルにチェックインするということで夕食のお誘い。
「論文はまとまりそうですか?」と聞かれて、そうか!そろそろ骨子を考えはじめなくては!とめちゃくちゃ現実に戻る^^; Big Bearでいささかリゾート気分だったのですね。ははは。8:40
Herbと出勤。月曜なせいか、メンバーの姿はほとんど見えない。
9:30
Team3 Mtg.研修中のMarkが正式にPSCとてして受け入れられる。おめでとうございまーす。今日はリーダーのBeaが木曜日まで出張・休暇なので、Kimが代わりに進行を勤める。Villageは精神科医をチームにおいている。ので、今日は、ドクターHelenから、医療ケアに関するアドバイスが行われていた。
DavidがTeam2の新しいPSCを案内していた。PSCはかなり新旧交代があるようだ。先週までBig Bearに行くことでビクビクしていた私を知っているので、みなさん「どうだった?なんか嫌なことなかった?」と聞いてくれました。全然あそんじゃったけど・・・10:30
"Enjoy Downstairs"と、はっきりいってスタッフに笑われながらボードに書き、午前中をメンバーと遊んで過ごすことにする。
月曜日はいつもメンバーが少ないが、今日は本当に少なかった。いつも親しく話すMikeがいたので、一緒にビリヤードをする。彼は重度障害者だが、ものすごく玉を打つのが上手。途中で他の参加者も加わって、結局午前中は音楽がんがんかけながらのビリヤード大会になった。
Art Workshopで一緒だったメンバーが、日曜日に教会でピアノを弾いた話を聞かせてくれた。この人絵が「すっごい」うまい。怒るとすごい恐い人だけど、芸術の才能抜群。12:00昼食
スタッフのTom, Lily, MarkとLong Beach Plaza Mallの中で昼食。話題はハワイで盛り上がっていた。Lilyは親孝行で、両親を12月にハワイ旅行に連れていくべく、そんなに多くない(?)お給料を貯金しているそうだ。
13:00
今日から最終週なので、スケジュールの調整。調査したいところなど、スタッフに打診。大まかな予定はたったので、ご報告をおたのしみに!
14:00 Shopping
スタッフのLilyのメンバーの買い物につきあう。彼女はお金の使い方に問題があるので、Lilyがいつも管理している(金銭管理の詳細は表のあとにまとめました)。
一戸建てタイプのBoard&Careに暮らす40代くらいの女性で、会うといつも優しくはなしかけてくれる。症状が悪かったり、アルコールやドラッグに使わない限り、いつも安定していて優しい感じだということ。
SONY PLAZAなかんじ
家族が日本に行ったことがあるらしく、フレンドリーに接してくれる。今日はその想い出と、精神病になったいきさつを、Board&Careの庭で話してくれた。Lilyは、「彼女が自分が病気になったいきさつを話してくれたの初めてよ。あなたが日本からのインターンだって思ったから話したくなったのね」と言っていた。けど、私は彼女の英語は半分しかわからなかった(涙)。ああ、PSCにはなれないなあ・・・(笑)。
ところで、スタッフはメンバーを買い物に連れてゆくとき、なるべく本人の経済状態にあった価格を提供するようにしている。つまり安いところに行くのである。でも、安いマーケットもあなどれません。ついでに店内を取材。
↓ とにかくずらーーーっと並ぶ品物。
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単価10ドル程度。1300円以内均一とはすごい・・・
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サンダルも20ドル以内におさまっている。右は子供机。
右下は寝具のセット。ビニールパックされている。
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金銭管理
メンバーが担当のPSCによる金銭管理を必要とする場合は、次の要因が挙げられる。
要因@
服薬の影響もしくは障害が重いことで、お金を紛失するため。
要因A
恋人やドラッグのためにお金を使ってしまうため。
要因B
買い物が限度額を越えるため
Villageのメンバーは、家族と離れ、Board&careやアパートで一人暮らしをしていることが多いので、1ヶ月の予算のやりくりは生活の上で重要なファクターとなっている。
しかし現状として、社会保障を受けている精神障害者のお金に目をつける人もいれば、精神障害者同士一緒に暮らしてお金の所有権が曖昧になっていったり、他人からすすめられるままに、ドラッグを買ってしまうといった問題がある(要因@A)。また、マーケットに関する情報が少ないため、割高な店で買いつづけてしまうケースもある(要因B)。担当のPSCは、自己責任と自己決定のコンセプトに基づいて、「ドラッグをやってはいけない」とか、「あの恋人はあなたのお金を湯水のように使うから別れなさい」とは口にしないし、介入もしない。
@PSCは、メンバーの支出と収入のバランスや、管理方法に問題があると報告された場合、彼らの1ヶ月の予算を手元で管理する。メンバーは買いたいものがあると、煙草であれコーラや衣類であっても、まず担当のPSCに「買い物がしたい」と申し出る。
Aメンバーから求められれば、買い物につきそう。それ以外の場合は、PSCが代わりに煙草やジュース・菓子などを買って、彼らのBoard&careまで届けている。(と考えると、確かに付き添いが必要なメンバーは、Board&careに暮らしていることが多い)
Bスタッフは「買ってはだめ」とは言わず、「あなたのお金はあとこれくらいしか残っていないの。煙草を2カートンじゃなくて、1カートンにしておいたら?」とか、「この靴下より、こっちの方が割り安だよ。あまったお金でソーダを買おうよ」と、お店でさりげなくアドバイスする。
といった感じ。最終的に「これが欲しい」というのはメンバー本人が決定するが、たいてい、スタッフのアドバイスは節約するとメンバーが得をする(節約したお金で別のものが買える)ようになっているので、「そうするわ」とうなづいていることがわかる。
個人で金銭管理が可能な場合→Village Bankの仕組みについては明日ご報告。
帰ってまたすぐフィールドだったので、けっこうくたびれてるかも・・・^^;
今日はもう寝ましょう。おやすみなさい。