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9月3日(木)


 

Dear Parents,


郵便とどきました。欲しかったものが沢山はいってて嬉しいです。ありがとう。
感謝感激。あめあられ。
でも、日本茶をわすれましたね・・・

 

[独り言コーナー]

さいはひなるひとは・・・・・

そこばくの ゆづりの土地を丹精して みのりをねがひ
わがにはにたちて
こヽろのまヽに ふるさとの気を吸ひぬべし

牛のむれにはミルク
はたけには小麦
羊のむれには毛織物
木々には 夏のすずしき木かげ
冬のあたヽかきたきぎあり


Alexander Pope(林望訳)

やっぱ日本はいいですね。ちゃぽーん(温泉の音)・・・・♪

しかしアメリカ人ってなんでお腹だけ太いんだろう。Davidにしても、顔はかっこいいけどお腹まわりは結構あるもんね。でもBobは全身スマートだ。そういえば今日は彼の「うはーっはっは」が外出が多くて聞けなかった。残念。

 

 

本日のスケジュール:Working with Jesscica(PSC)〜閉鎖病棟を訪問

 

パーソナル・サービス・コーディネーター(PSC)の体験シリーズ第3弾。Kim,Lilyに続いて、今日はJessicaと行動することになった。スケジュールを聞くと、どうやら閉鎖病棟が多い様である。

9:00

新書の翻訳(暇だったから)

10:30
Board&Care

Jessicaいわく、一戸建て型のBoard&careとしてはもっとも環境がよい所。ここに暮らす重度のメンバー(彼女はVillageでも叫んだり怒鳴ったりしている)に会いにきたのだが、睡眠中なので7ドルのお小遣いを、Life Coach(共同住宅で生活の手ほどきをする)に手渡して帰る。

11:15
Regent Villa

いわゆる老人ホームに入居している高齢のメンバー(男性)と面会。ここではJessicaは単純に彼のお話相手。彼は精神障害としてVillageにやってきたが、現在はまったくといっていいほど問題がない。たいていは、この老人ホームで働いているスタッフが彼の状態についてJessicaに報告してくれるそうだ。

中庭を囲む屋敷のようなつくりで、映写室や玉突き場もあり、好感のもてる老人ホーム。ただ、面会にくる家族は少ないそうだ。精神障害をもつ高齢者もいれば、単純に生活している高齢者も痴呆の人もいる。

12:00
Veterance Administruction

軍隊が運営している病院で、ここの精神科閉鎖病棟は、超短期の入院のみ受け入れている。つまり長期の病棟はない。ただ、写真からもわかるように、最新鋭のシステマティックな病院という感じで、身元証明も厳しかった。研究所っぽい感じ。病棟という雰囲気ではない。

ここに入って1週間目の日系男性は、"Dance with me"を観たActivityで一緒だった人。映画に一緒に行ったよね、と言ったら、思い出したらしい。Jessicaは彼の様子うかがいと、来週病院側と退院に関するMtgを行う旨を、彼に報告していた。
精神科病棟の入り口

昼食@Panda Express

PANDA Expressというのは、アメリカンスタイルの中華ファーストフードみたいなもの。

Jessicaはすごく気が強くて元気なヒスパニック系の同い年。彼女も修士をとるべく、Villageで働きながら大学院に通っている。Teamのメンバーとはサポートのあり方について議論できるようになってきたけれど、彼女は矢継ぎ早に、私「個人」の考え方を聞いてくるので、英語でいうの大変だった(泣)。それにしても、みんな女性は気が強い。

13:45
LA Cusa@Palamount

閉鎖病棟にメンバーが2人入っていたが、一人は何と月曜日にLong Beach Community Medical Hospitalに入っていた男性だった。転院したらしい。でもその時より倍穏やかになっていた。

もう一人、Jessicaのメンバーで、暴力をふるうため問題児だった30代の男性に面会した。しかし、聞いていたよりずっと穏やかになっていて、退院し、Villageのサービスを継続しながらも地域で暮らすことに前向きだったので、今後の病院側との話し合いの予定を約束する。

暴力沙汰が激しかったとは思えないほど穏やかで、Jessicaの姿を見つけたときは、子供みたいに飛び跳ねていた。

15:00〜17:00
Staff Mtg@3rd Floor

基本的にはVillageに勤めるすべてのスタッフで行う勉強会。特に、アルコール・薬物を乱用しているメンバーとの接し方についてディスカッションを行う。8月20日、私が到着した日に参加したのと同じMtg.。つまり、月に1回定期的に行っているとのこと。

あの時と比べると、英語が理解できるようになったんだなあとしみじみ実感。頻出用語に慣れただけだけど・・・

 

精神科病棟は州や地域によって激しく違うようなので、一概にまとめることができない。ので今日はやめておく。ただ、家族の絆が非常に希薄なのは確かなようだ。入院しても親に伝えていなかったり、電話で連絡はとったのだが、「忙しいといって切られた」というケースは特にVillageのメンバーには多いようだ。

 

これまでに訪問した閉鎖病棟の特徴

訪問先:
@ Landmark Medical Center@Pamona;
A Long Beach Community Medical Center
B Veterance Administruction;
C LA Cusa

 

前提:カリフォルニア州の入院期間は平均6ヶ月。長くても1年と、なるべく短期で退院させている。

トイレ・洗面台付き病室(all)

すべての病室内にトイレと洗面台が完備されている。

中庭
(@・C)

閉鎖であっても広々とした中庭もち、球技やバーベキューを楽しむことができる(ただし時間制限あり)。

看護婦(all)

精神科の看護スタッフは白衣を着ない。それぞれが個人であることを強調することで、病棟内であっても患者にリアルな人間的ふれあいをもたせようとする意図。

抑制機具(A)

頑丈なベルト。おむつはしていなかった。抑制室には監視カメラがついていて、ナース室のモニターに写されている。確認したのはAだけ。

格子

@は中庭に面しているのでなし。Aは病院の4階だがなし。Bは頑丈な金網がはられていた。Cは未確認。だが、高い柵に囲まれた広い中庭があった。

開放病棟A・C

Cにはプールがあって驚いた。食事も病室に配膳されるのではなく、食堂があって、セルフサービスカウンターに並び、好きな席で達同士で食べる。Aはレクリエーションルーム(椅子とテーブル)があった程度。

病棟の分類B・C

「患者に必要とされる治療」の内容よって病棟が分かれていた。「普通病棟」「アル中治療」「ドラッグ治療」が大まかな分け方。老人性痴呆の精神病院での受け入れについては、アメリカでも進んでいるらしい。

「自立(independent)」という価値観をもつアメリカでは、成人したら親から独立するのは精神障害者であっても同じだろう。しかし、それが時に、特に閉鎖病棟の入院患者にとっては、大変な孤独感をもたらす。
Villageのスタッフや、地域のソーシャルワーカーは、希望すればどんな時でも彼らに面会することが可能で、家族が面会に来ることのない彼らにとって、Jessica、Kim、Lilyといったスタッフは家族のような存在だ。

しかし、彼女たちは彼らに「幸福」や「良い知らせ」は持って行かない。彼女たちは彼らの話を「聞き」、「提案する」だけである。そこにスタッフとメンバーの適切な距離がうまれていて、メンバーに自発的な「希望」を与えているのだ。つまり、彼らの成果は、誰かにもらったものではなくて、自分で選んだ選択の結果Natural Consequenceなのだ。

そして、これはLong Beach市のいたる所に分散するBoard&care、そして一般のアパートに一人で暮らすVillageのメンバーにとっても同じである。


今日もまじめに書いてしまったらくたびれた。ねむい。
でもまだ夜の9:30なんですよ。おどろき。でも早寝するにこしたことはない。

おやすみなさい。今週はゆとりのある週末をおくるぞ。とか書いてたら目が覚めてきた。

さあ、送ってきたananを読もう!と思って特集タイトルをみたら、「いちばん知りたいのは、男心の読み方!」・・・・・(^v^;)・・・そんなの今さら勉強しなくてもいいもん。でもって、次の雑誌だぞ。えーと、「JUNON」・・・。ひさしぶりに手に取ったな。この雑誌。でも、SMAPのコンサート報告が5ページも載ってるじゃないかと思って、満足。

Budweiserを開けて、今日はデカダンにまいりましょう。
(ところでなんでデカダン?)